2017.08.26(土)高大連携(京都府立田辺高等学校)
概要
高大連携とは高校と大学が連携して行う教育活動のことです. 今回は、教授と私たち大学生の数名が京都府立田辺高等学校で出張授業を行いました. 授業内容は情報国語と情報数学を行いました.
情報国語
情報国語では、図柄伝達についての演習をしました.図柄伝達とは、 制限時間内に1人が答えである図柄を見ながら4~5人に言葉による伝達のみで 図柄を書かせる演習です. 最初は、どのように説明をしていいのか戸惑っている人が多かったです. 大学生や先生が教え方のコツを教えると、少しずつうまく伝えれるようになりました.
情報数学
情報数学ではフェルミ推定と20の質問についての演習をしました. フェルミ推定とは、実際に調べるのが難しい膨大な量を、 日常的な情報や自分が経験した事を元に論理的に推定して、 短時間でおおよその答えを求める問題です. 最初は、みんなどのように求めていいのかわからず、困っていることが多かったです. その後、説明を受けると、各々、様々な過程を考え、答えの求め方を模索するようになりました. 20の質問とは、1人が頭に思い浮かんだ物を 他の人たちが20回質問をする間に推測する問題です. 質問はYes/Noで答えられるものでなければいけません. 質問の内容にこだわる傾向がみられました. 問題自体はどの班もほとんど正解していました.
感想
大学生も高校生と同じ立ち位置で授業を受けてみるなど、授業に一体感がありました. 高校生側も積極的に大学生に質問できていたのでよい空気感の中授業ができていました.